日本のファストファッション

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早くておいしいが売りのファストフードと同じく、「fast」(速い、すばやい)という意味を持つファストファッションは、店頭で販売される商品の回転が速く、顧客を飽きさせることなく常に新しいファッションを店頭に並べ、しかも安価でオシャレなイメージを打ち出しています。
大量生産の場合、コストは抑えられますが在庫を一気に抱える恐れがあり、商品の回転も遅くなります。
しかし、ファストファッションブランドは、流行に沿ったファッションを少量生産かつ低価格で生産することにより、在庫を抱えることなく製造から販売まで流通の全てを一貫して行うことで、世界中に展開させる大規模なブランドとして確立したのです。
日本を代表する「ユニクロ」は、1949年山口県宇部市に柳井等氏が個人経営の会社として創業したことに始まり、その後、法人化して1984年広島市にユニクロ1号店を開店し、長男である柳井正氏が代表取締役社長に就任しています。
1991年に株式会社ファーストリテイリングに社名変更し、1997年には東京証券取引所二部上場を果たします。
さらに成長は続き、山口本社の機能を東京本部に移行し、2001年にはロンドンなど海外に店舗を進出させます。
2009年にはセオリーの完全子会社化を目指し株式買い取りを始め、現在、国内ユニクロ事業、海外ユニクロ事業(中国、韓国、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイランド、フィリピン、イギリス、アメリカ、ロシア、フランス)、グローバルブランド事業(ジーユー事業、セオリー事業、コントワー・デ・コトニエ事業、プリンセスタム・タム事業)を主軸として世界的企業として活躍しています。
従業員数は2013年2月28日現在で19,614名、資本金102億7,395万円となっています。
一方、「しまむら」もいち早く全国展開に成功した日本の代表的なファストファッションブランドで、老若男女、ファッションから下着やファッション小物、生活雑貨、布団やシーツなどの生活に関するあらゆる日用品を安価に扱っている企業です。
1953年埼玉県小川町で営んでいた島村呉服店を株式会社として設立したことがきっかけとなり、セルフサービス形態の総合スーパーストアに変化し、店舗拡大していきます。
1972年に株式会社しまむらに社名を変更し、独自の納品研修システムを確立させ関東圏内に店舗を拡張していきます。
1988年には東京証券取引所第二部に上場し、1997年には九州地方への出店や海外への店舗展開を目指し台湾に子会社を設立しています。
2002年に沖縄へ出店を開始し全国47都道府県への展開が確立し、2012年には中国上海に出店しています。
ファッションセンターしまむらだけではなく、アベイル、バースデイ、シャンブル、ディパロなどターゲット層を限定した店舗の展開も行っています。
2013年2月20日現在において、従業員数は15,996名、資本金170億8,600万円となっています。

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