世界のグローバルブランド

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全世界のマーケットを対象として、企業をブランドと位置づけた場合、企業そのものが持つブランド価値は果たしてどの程度あるのでしょうか。
ブランドが持つ最大のメリットは付加価値や信頼であり、ブランドであるからこそ少々高くても売れるというブランドの持つ能力を、毎年、アメリカのブランドコンサルティング会社「インターブランド社」によって、「ベスト・グローバル・ブランドTOP100」という企業のブランド価値を分析しランキングが公開されています。
自国以外の海外で売り上げが3割以上を占めるグローバルブランド企業を対象とし、企業が持つ価値を現金に換算してランクを付けるものです。
財務分析、ブランドの役割分析、ブランド力の分析が行われます。
具体的に、企業の生産能力と将来の予測、利益の中でブランド力の持つ割合の分析、将来における確実な利益の評価を総合的に分析されています。
また、ブランドとして価値を即座に認識してもらうための明瞭さ、ブランド力を維持するためのコミットメント、ブランドのデザインやイメージを保持するための法的保護、時代の流れに対応することができる反応性、顧客のニーズと合致するための適合性、他企業製品やサービスと区別することができる差別化や特化といった希少性、時代を超えて価値を保持し続けることができる一貫性、市場での存在感を示すプレゼンス能力、市場における顧客が持つブランドに対する意識の理解などが、ブランドとして価値を持続させていくために必要な秘訣だと示しています。
調査が始まって以来13年間連続で第一位を獲得している企業は、アメリカのコカ・コーラで、不動の地位を維持しています。
2011年の8位からランクアップしたアメリカのアップル社が第2位、第3位は同じくアメリカのIBM社となっています。
以下、スマートフォンやタブレット端末市場の伸びが影響して、第4位にグーグル社、第5位がマイクロソフト社、第9位に韓国のサムスン社がランクインしています。
50位までみていくと、アメリカの企業が大幅にランクインしており、32社がランクインしています。
その他、ランクインしているアメリカ企業には、GE、マクドナルド、インテル、ディズニー、シスコ、ヒューレット・パッカード、ジレット、オラクル、アマゾン、ペプシ、アメリカン・エキスプレス、ナイキ、ups、ケロッグ、バドワイザー、JPモルガン、パンパース、ネスカフェ、イーベイ、アクセンチュア、フォード、ハインツ、コルゲート、ゴールドマン・サックス、デル、シティといった名だたる企業が並んでいます。
アメリカ国外では、韓国のサムスン社が第9位と健闘しており、第10位の日本のトヨタ、第11位ドイツのメルセデス・ベンツ社、12位に同じくドイツのBMW、高級ブランドのイメージが高いフランスのルイ・ヴィトンが第17位、エレクトロニクス企業であるフィンランドのノキアが第19位、第21位に日本のホンダが入っています。
時代の流れを掴んだファストファッションブランドも健闘しており、スウェーデンのH&Mが第23位、日本でもおなじみの同じくスウェーデンのイケアが第28位にランクインしています。
他にも、日本のキャノン、イギリスHSBC、スペインZARA、イタリアのグッチ、ドイツのフォルクスワーゲン、オランダのフィリップ、フランスロレアル、カナダのトムソン・ロイターが50位までにランクインしています。